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JOMOカップ2009・日韓オールスター戦はこれでいいのか?

JUGEMテーマ:Jリーグ

JOMOカップ2009・Jリーグ選抜 VS Kリーグ選抜の試合(韓国・仁川文鶴競技場)が先日行われた。

いわゆる日本と韓国のオールスター戦だ。

結果は4−1で、アウェイのJリーグ勢が内容、結果ともに大勝したわけだが・・・。

その中で思ったことをちょっと。



そもそもJOMOカップの目的ってなんなの



というのも、以前なら国内でオールスター戦をやって、いわゆる野球のオールスター戦のようなイメージがありそれなりに意味は感じられたのだが、日韓戦になってからイマイチその意義が分からないんだよな・・・。

ファンとしてどういう気持ちで楽しんだらいいのか微妙とでも言うのか・・・。

まどろこしいからはっきり言おう。



面白くないんだよ、なんか・・・



もちろん、僕はサッカーが好きなので、華麗なパスワークや5ゴールという得点シーンを見ることもでき、それなりに楽しむことはできた。

ただ、これがJリーグなら「勝点の争い」という視点で、サポーターも試合に臨む。

日本代表の試合なら、たとえ親善試合であっても、「アジアカップ、ワールドカップを最終目標としたチーム作りの一環」という視点で、サポーターも試合に臨む。



じゃあ、今回の日韓オールスター戦は、いったいどのような視点をもってサポーターは試合に臨めばいいのか



これが、サポーターとしてイマイチはっきりしないのだ。

昔の東西戦ならそれがもっとハッキリしていた。

サッカーをよく知らない僕の友人がこう試合を評していたのが印象的だ。

そう、あれはまだJリーグ元年のころだ。



「ラモスがいて、柱谷がいて、リティ(リトバルスキー)がいて、ジーコがいて、カズがいて、中山がいて・・・いったいどうなっちゃうんだ、この試合



こんなふうに興奮しながら試合を一緒に見ていたのを思い出してしまう。

そう、オールスター戦というのは、文字通り「ALL STAR」の集まりなのだ。

その集まったスターばかりで構成される22人による個人技の競演を、ただ純然と眺めるだけで十分楽しめる。

これがオールスターの楽しみ方ではなかったかと僕は思うのだ。

つまり、こういうことだ。



そこまで勝負にこだわることないでしょ、オリベイラ監督



今回のメンバーを鹿島アントラーズ中心にゴソッと選んだときからそれは感じていたが、試合が始まっていっそう確信をもってしまった。

オリベイラ監督の吼えること吼えること!

それこそ試合中に興奮しすぎたために、レフェリーからイエローカードをもらってしまったほどだ。

もちろん負けず嫌いのアスリートの集まりだけに、試合中それなりにヒートアップしてくるのは仕方ない。

ラモスやジーコなんて草サッカーでも負けるのがイヤだと言っていたほどだから・・・。

また、オリベイラ監督はこの試合に臨むにあたって、こうコメントしている。



「18人、全員が気持ちで戦う。鹿島、川崎、広島、新潟、クラブは関係ない。日本人、ブラジル人、韓国人といるが国籍も関係ない。今はJ選抜として戦っている。国籍はJリーグだ!みんな同じ気持ちでいなければいけない。日本の魂を見せろ


つまり、「Jリーグという国籍代表」として今回の試合に臨んだというわけだ。

いや、もちろんそういう気持ちで臨むことを全否定するわけではない。

ただし、例えば、ある条件つきで。

それは、こういう日韓オールスター戦を、1年通してのリーグ戦として位置づけ、例えば最低でも年間4試合くらいオールスター戦として対決すること。

そして、ワールドカップのように、4年に一度開催されるような「オールスター・ワールドカップ」なるものが先にあり、それに向かって各国リーグのレベルの高さを競う意義をもつということ。

まあ、このくらいきちんとした規模の舞台設定がなされているのであれば、オリベイラ監督のいう「本気モード」も納得できる。

でも、残念ながら、オールスター戦はそういう意味合いのもではない。

少なくとも現状では・・・。

だからこそ僕は言いたいのだ。



オールスター戦は選手個人のパフォーマンスを楽しむべき場であって、勝負なんてどうだっていい



これこそが、現時点のオールスター戦の最低限度の心構えではないかと思うのだ。

マルキーニョス(鹿島アントラーズ)、李正秀(イ ジョンス)(京都サンガ)、中村憲剛(川崎フロンターレ)、ジュニーニョ(川崎フロンターレ)の4人のゴールは非常に素晴らしく、どれも華麗で心地のよいスーパーゴールばかりで、それに関しては文句のつけようもないほどの見事なゴールの競演だった。

だが、一方で残念だったことが1つ。

それは相変わらずバックパスを繰り返している選手の多いこと多いこと。

バックパスとは何だ?

文字通り、バック(後方)にパスすることだ。

なぜ後方にパスするのか?

答えは1つしかない。

ボールを失いたくないからだ。

日本のサッカーは世界で最も守備的といってもいいほどで、「バックパス=守備」といっても過言ではないと僕は思っている。

だから選手たちに聞いてみたい。



なぜオールスター戦というガチンコ対決でもない場で、バックパス、つまり「守備的」である必要があったのか


ここがどうしても残念でならない。

選手の個性を出すということは、時としてシステムを捨てるということだと僕は思う。

Jリーグ勢が圧勝することを日本のサポーターはみな望んでいた?

そういう国粋主義者もいるかもしれないが、サッカーそのものを愛している僕のようなサポーターはそれだけでは満足できない。



むしろ、ムリに攻撃してボールを失い、カウンターを喰らって失点してもいいから、Kリーグのスター選手たちの華麗なプレーをもっと堪能したかった



コレが正直な思いだ。

Kリーグの選手たちがJリーグの選手たちより劣っていたわけではない。

勝負にこだわるというモチベーションが、今年の日本勢ほど高くなかっただけのことだ。

ケガだってしたくないしね。

ボランチの明神(ガンバ大阪)は一生懸命ボールを追いかけて、守備においては孤軍奮闘していたのは確かに目立っていた。

右サイドバックの内田(鹿島アントラーズ)が「明神さんがスゴい」といっていたの確かにもうなずける。

でも、Kリーグの選手からすれば、口にはせずともこう思っていた選手もいたはずだろう。



こういうお祭りで、そこまで必死にボールを追いかけてどうするのサポーターのことも考えて、もうちょっと攻撃させてよ



ここがサポーターのことをまるで考えない日本サッカーの最大の問題点だと言えよう。

ガチンコ対決の場ではないんだよ、オールスター戦の位置づけは・・・。

特に、アジアのサッカーはヨーロッパや南米に比べると、その盛り上がりやブランドは格段に劣る。

だからこそ、ビジネス、エンターテイメントという視点をもって、アジアサッカーそのものを展開していく必要があると思うのだ。

じゃあ、どうすればよかったのだろうか?



まず、お互いの暗黙の了解で、4−1などという派手な点差がつかないように務める

特に韓国のホームなのだから、韓国サポーターのことを考え、できればKリーグ選抜が勝つように、さりげなく手加減をする




このくらいは、プロとして自発的にやってほしかったよ・・・。

もっとも、オリベイラ監督が真剣だから、選手としてはそうしにくかったこともあるだろうが・・・。

2年連続してKリーグに負けていることから、日本サッカー協会からそういう指導がきていたんだろう。

そうでなかったら、あそこまで真剣になる理由が見当たらないもの。

そういう意味では、やっぱり日本サッカー協会にこそ最大の原因があるのだろうが・・・。

唯一の救いだったのは、韓国代表DF李正秀(イ ジョンス)がMVPを獲得したことだ。



DFという身でありながらストライカーを彷彿とさせるゴールを挙げたこと、失点をPKによる1ゴールに抑えたことが評価されてのものだと思うが、試合をみながら「中村憲剛ではなく、李正秀(イ ジョンス)にMVPをあげてくれ」と願ったファンは僕だけではあるまい



これがあったから、ホームにもかかわらず、1−4という屈辱的大差で敗れた韓国サポーターのプライドが保たれたというもの。

なおかつ、日本側のテレビ放送の実況席には、韓国の誇る世界的大俳優であるイ・ビョンホンがゲストできてくれていたのだ。

「選手はまずサポーターのためにプレーする」という視点からは、そこまで考えて臨んでほしかったし、そうでなかったことが非常に残念でならない。

まあぐだぐだといろいろ述べてきたが、結局のところ、オールスター戦をガチンコ対決で臨むというスタンスが、現行の位置づけではムリがあると思う。

年間に1試合だけ。

お祭り。



そういう位置づけであるのであれば、やはり余興として捉え、オールスター戦を盛り上げてほしい



特に、視聴率が低迷している日本サッカーの現状を忘れてはいけない。

サッカーを毎週見ているコアなサポーターにとっては、オールスター戦などくだらないとして、横になってポテチでも食べながら見ているのかもしれない。

だが、サッカーをよく知らない人に限って、オールスター戦こそ見たいと思ってチャンネルをあわせるのだ。



つまり、オールスター戦は、新規のサッカーファンを獲得していくうえでの最大のコンテンツの1つとも言えよう。



ワールドカップ本大会で日本代表がボロボロに負けることを考えれば、アピールという意味ではオールスター戦のほうが適しているとも言えなくもない。

なにしろ、Jリーグでプレーしているスター選手が、ノンプレッシャーでのびのびとプレーしているところが見れるのだから・・・。

そして、それは韓国のサポーターにとっても同様なのだから、そういう相手側への配慮も当然必要になる。

日本のサッカーが発展していくためには、アジアのブランド価値が高まらないといけないし、つまり韓国のサッカーにおいても新規ファン獲得の場でなければならないからだ。



そう考えると、例えばオールスターチームを各国2チームずつ作り、それぞれ最強チームの方がホームで迎え撃つという形でやったほうが、多彩な選手を楽しむことができて、もっと盛り上がったんじゃないだろうか



まあ、アイデアなんてのは無限に出てくるもの。

視聴率が低迷している現状を深刻に自覚し、日本サッカー協会にはまずサポーターの立場にたってビジネスを展開していくというスタンスを、初心に戻って考え直してもらいたいものだ。

浦和レッズの観客動員数減少の要因は何なんだ・・・?

JUGEMテーマ:Jリーグ

Jリーグの観客動員数が減少する中で、モンテディオ山形が増員している要因に関しては、1つ前のページで個人的意見を述べたとおり。

もちろん、これはあくまで個人的意見であって、正解なんて誰も知るよしもない。

ただ、「企業」としての視点で考えた場合、「サポーターのために仕事をする」という姿勢は正論だと思うし、その結果の観客増加だと推測するのは全くズレているとも思っていない。


では、一方で、著しく減少してしまった浦和レッズはどうだろうか?

 浦和レッズこそ、元祖「サポーター命」というチームで、それこそモンテディオ山形と同様の姿勢を、今もなお実践し続けている、Jリーグの頂点に君臨するクラブと言っても過言ではない。

Jリーグのクラブは、みなこの浦和レッズを模倣しているのではないだろうか?

そんな「サポーター思い」の浦和レッズが1試合平均で5000人減少とは・・・・。



いったい浦和レッズに何が起こっているのだろうか?


浦和レッズを引っ張ってきた犬飼基昭・元社長が、今は日本サッカー協会の会長を務めているということで、浦和レッズの企業としての戦力ダウンは確かに要因としてあると思う。

おそらくそれが時間をかけて数字に影響し始めたということなんだろう。

だが、それではあまりにも漠然とした結論だ。

もっと細部において何がどう変わってしまったのかということを、できるだけ考えてみる必要がある。

僕も全てを把握しているわけではないのでなんとも言えないが、個人的に思うことを1つ。



それは、現浦和レッズに今期から就任したフィンケ監督の存在だ。


もともと、フィンケ監督は、ドイツのフライブルクという小さなクラブで名をはせた監督のようだ。

「2部の弱小クラブを育て上げながら、1部リーグに昇格させる」ということに長けた監督で、特に「若手の育成」には定評があったらしい。

なるほど、10代の山田直輝や原口元気を積極的に起用しているのも、フィンケ監督にとっては当然の手法なんだろう。

ここまでの話どおりなら、むしろ素晴らしい実績を備えた非常に優秀な監督と言えそうだ。

10代の選手をここまで派手に起用すれば、サポーターとしては新鮮な気持ちになり、観客がさらに増えてもいいとさえ思うのだが・・・。

にもかかわらず、観客数が減少してるのはなぜだろうか?


フィンケ監督の地元での評価では、こう評する意見が多いらしい。



「フィンケ監督は、何よりチームの規律やシステムを尊重している」


これと全く似た監督を、僕たちは近年で最低2人は知っている。

そう、われらが日本代表のオシム監督と岡田監督だ。

もちろん、「規律・システム」を教え込むことを全面否定するつもりは毛頭ない。

チームがシーズン通して安定して「勝点」を積み重ねるには、「規律・システム」も当然必要なものだと思うからだ。


だが、サポーターとしてこれだけは忘れてはいけないことが、1つだけある。

それは、フィンケ監督だけでなく、オシム監督、岡田監督の3人に共通することだ。

この「名将」と呼ばれる3人の最大の共通点は、もうこれしかない。



そう、3人とも、視聴率が全く獲れない!


日本代表で言えば、2006年ドイツ・ワールドカップのジーコ監督までは良かった。

日本代表の全盛時の視聴率とまではいかないまでも、ファンの見たい選手を起用してくれたジーコ監督は、それなりに高視聴率は出せていたのだ。

それが、オシム監督になってからまず視聴率が極端に下がりはじめた。

そして、オシム監督が病気で倒れたために、岡田監督がその後任として引き継いだわけだが・・・。

最悪にも、その岡田監督になって以降も、さらに加速して視聴率は下降線をたどるばかり・・・。



決定的なのは、あろうことに、ワールドカップ・アジア最終予選・対バーレーン戦(アウェイ)の生中継がされなかったという、日本サッカー史始まって以来の不名誉な衝撃的事件だ。


放映権が法外に高かったということが要因らしいが・・・。

それでも視聴率が獲れるならテレビ局も買うよな、放映権。


でも、いったい全体、なぜこの3人は視聴率がとれないのだろうか?

ここが最大のポイントだろう。

でも、シンプルに考えればこういう結論しか出しようがない・・・。

つまりはこういうことだ。



見ていてつまらないから!


これ以外に理由なんてあるのだろうか?

個人的には、この言葉に全てが集約されているとしか思えないのだが・・・。

ただ、「つまらないから」という言葉で終わらせてしまったら、あまりにも短絡的すぎる。

なので、「なぜつまらないのか?」というところまで、やはりできるだけつっこんで考える必要があるよな。


フィンケ監督、オシム監督、岡田監督の3人に共通するスタイルは、いずれも「規律・システム・戦術」という言葉で表せるだろう。



すなわち、「監督の考えるシステム」がまずあって、そこにあてはまる選手を入れていこうという考え方・・・。


これはヨーロッパの監督によく見られる考え方だ。

例を挙げてみようか。

仮に、Jリーグの得点王が3人同得点で並び、かつ日本人で独占してしまったと仮定してみる。

今なら、石川直宏、岡崎慎二、佐藤寿人の3人を候補として仮定してみよう。

もしこの3人が、リーグ戦を終えた時点で、同時に得点王になったとする。

その時に、岡田監督は、3人とも日本代表ではスタメンで起用するだろうか?


僕の結論を言おう。

まずありえなだろう、この3人の同時起用は。



なぜなら、彼ら3人の監督にとって大事なのは、「3人の得点王」という存在よりも、「自身のスタイルに当てはまり、かつ運動量を備えたプレーヤーかどうか」だからだ。


つまり、最悪の場合、1人も代表に呼ばれすらしないことも十分ありうるだろう。


これが、ジーコ監督ならどうだろうか?

おそらく、まずは「3人の得点王の共存」を前提にスタメンで起用するだろう。

ポジションこそ違えど、中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一の4人を併用して、「黄金の中盤」をやってのけた起用は、あまりにも衝撃的だったよ・・・。

これがジーコ監督の「スタイル」といえばそうなんだろうが、この「スタイル」はサポーターの共感をともなった「スタイル」だっただけに、ジーコ監督は支持されたのだと思う。

そういう意味では、政治で言えば、支持率の高かった小泉政権に近いものがあるとも言えよう。

逆に、オシム監督や岡田監督は支持率が低く、今の末期症状の麻生政権そのものだな・・・。


確かに、ジーコ監督は「専門家」からの評価は最低だった。



「戦術がない」

「日本人には創造性を求めるべきではない」

「もっと規律、システム、約束ごとをチーム内に構築してほしい」


・・・などなどの批判が大多数。


でも、そういう「専門家」の意見とはウラハラに、視聴率はそこそこあったようだ・・・。

つまりファンはこう思うんだろう。



「なんだかんだで、一応ジーコジャパンは見てみようかな」・・・と。


これと対照的なのが、オシム監督だ。

選手、専門家からの評価は絶大で、そりゃあもう本まで売れてしまったようだ。

「オシムの言葉」っていうタイトルだったかな?

だが、肝心の試合の視聴率はまるで獲れなかったよ・・・。

つまりファンはこう思ってたんだろう。



「オシムジャパンは、まあそこまで見てみたいと思わないし」・・・と。


おかしいよな〜、「専門家」があそこまで絶賛してたのに。

サッカーマガジンだって、サッカーダイジェストだって、当時はいいことしか書いてなかったぞ。

海外のメディアもオシム監督の評価はそりゃあもうすごいものがあったはずだが・・・。

で、そんな「素晴らしいオシム監督」率いる日本代表はアジアカップで準決勝敗退となってしまった・・・。

でも、そこは「素晴らしいオシム監督」だ。

負けはしたが、その「オシムの言葉」を巧みに使い、マスコミにもあまり叩かれることはなかったようだ。


一方、かわいそうなのはジーコ監督だよな。

アジアカップ史上、最も過酷な戦いだったといえる中国大会で、まさに奇跡を呼び込む神懸かり的采配で日本代表を優勝に導いたジーコ監督だが、賞賛されるどころか、ボロボロに非難されてたよ・・・。


そう考えると1つの結論にたどり着くことができる。



マスコミってホントに正しい報道してるの?



ここまでジーコ監督との比較をしてきたが、要は「視聴率」と「規律・システム」って反比例してるんじゃないかと思ってしまう。

もちろん、全ての国に当てはまる仮説ではない。

ヨーロッパのように、自分のことばっかり考えて輪を乱す連中相手なら、「規律・システム」で縛り付けるぐらいで、ちょうど見事にバランスがとれるのだろう。

でも、日本人の場合、それは当てはまらないのは過去を見ても歴然だ。

「横並び意識」が高く、「出る杭は打たれる」世界で育った日本人の場合は、むしろ「創造性」を生み出すような戦術をとるくらいでバランスがとれるんだよ。



少なくとも、「ファンの視聴率」がそれを数字で訴えているとしか思えないのだ。


ブラジル代表のドゥンガ監督が、やはり「守備的すぎる」と国内で大批判されてるようだが、これも日本人には当てはまらないのは明らかだ。

事実、「規律・システム」優先のドゥンガ・ブラジルは、ファンの批判もむなしく、先日の南アフリカ・コンフェデレーションズカップで見事に優勝してしまったよ・・・。

自由奔放で、ボールをもったらドリブルしか考えないブラジル人にとっては、「規律・システム」で縛りつけることこそが大事だということがやはり証明された形だ。

あれだけ我がままなブラジル人をまとめきるとは、まさにドゥンガ監督の鬼のようなリーダーシップによってこそ成せる技とも言えよう。


言われてみると、日本人のような国民性をもった国は世界には少ない。

なので、他国を参考にマネをしようにも、マネできない弱みが日本にはあるのかもしれない。

でも、過去にジーコ監督が1つの成功例を作ってくれたんだから、それをもう一度見習ってみてもいいんじゃないの?

ジーコジャパンが面白かった要因の1つは、選手の個性が存分に発揮されていたことが挙げられると思う。



2004年中国・アジアカップなんてそれはもう神懸かっていたよ・・・。


100%以上の能力を発揮した選手がいったい何人いたことやら・・・。

これはジーコ監督がややこしい決め事をせず、選手に自由にやらせたことの産物であることは、容易に推測できそうだ。

「選手」を見たいファンにとっては、存分に楽しめるチームではあったのは確かだろう。

だからサッカーをよく知らない一般のファンにも、そこそこ受け入れられたのだと思う。


僕の結論を言おう。



フィンケ監督が今の過剰な「規律・システム」重視のスタイルでいる限り、浦和レッズの観客動員数はますます減少する可能性が高い!


まあ、もともとJリーグは増員傾向にあったはずなので、よくても現状維持ぐらいだろうか。

個性的な選手が多いだけに、そこが浦和レッズの救いではあるが・・・。

闘莉王(トゥーリオ)のような選手がいるおかげでなんとかサポーターを呼べてはいるものの、これで闘莉王(トゥーリオ)が海外移籍でもしたらいったいどうなってしまうことやら・・・。

少なくともクラブ側は、「フィンケ監督のサッカーは見たくない」と宣言するサポーターが出始めていることを、謙虚に受け入れるべきだろう。

数字はウソをつかないのだから・・・。

この「数字」という事実を謙虚に認めることができなかったら、浦和レッズはますます下降線をたどることになってしまうことになるだろう。

それだけは避けなければいけない。

なぜなら、浦和レッズはJリーグのお手本でなければならないからだ。



「規律・システム」はサポーターのために素晴らしいコンテンツを提供するためのものであって、チームが勝つためのものであってはいけない。


ここが、今の日本サッカー界全体にに見直してもらいたい最大の焦点だと、僕は常々思うのだ。

大半の一般ファンは、サッカーの知識なんてないし、戦術なんて興味もない。

ただ、見ていて「面白いな〜」と思えば見るし、「つまらないな〜」と感じればチャンネルを変える。

「規律・システムが見たい」なんていうマニアックでコアなサポーターは、ここ日本ではごくわずかの存在なのだ。

そんなごくわずかの人間にのみ受け入れられるサッカーが「世界的スポーツ」だなんて、口に出して言うのも恥ずかしいぜ・・・。

同じく「規律・システム」によってがんじがらめとなっている岡田ジャパンを見てみればいい。



「勝っても愛されない」典型的なチームと言えよう、岡田ジャパンは・・・。


定額給付金という、国民にとっては目先のお金がもらえて、このタイミングだけならもっと賞賛されてしかるべき麻生総理が、終わってみれば史上最悪の支持率となってしまった状況とよく似ているよ、岡田ジャパン・・・。


今はまだ4万人以上のサポーターが見に来てくれているフィンケ・レッズではある。

でも、2位という結果を出しながら「視聴率」が下がっているのだ。

ブッフバルト・レッズを見てきた、日本で一番熱いレッズサポーターが、常に「今」と「過去」を比較しながらチームを見ているのを忘れてはいけない。

そして、ファンは「選手」という人間をまずは見に来ているのだ。



その「選手」の個性を殺してしまう、過剰な「規律・システム」などというものは、ファンにとっては、ただただジャマものでしかない。


そういう意味で、フィンケ監督は、「サポーター」よりも、「自身のスタイル」のほうに目が向きすぎていると言えよう。

そんなフィンケ監督が、自分の哲学を押し殺してまで、「サポーター」のために仕事ができるかどうか・・・。

そして、それをフィンケ監督に理解させるために、マスコミはもちろん僕らファンが、世間の大多数意見に反論してでもダメ出しをできるかどうか・・・。


その前に、このマスコミというやつは、必ずしも正しい報道をしないということを、僕らサポーターは改めて自覚する必要がある。

あるスジの話では、今ちょうど官僚どもは民主党政権に交代することを確信して、これまでの自身の不正を隠す作業を徹底して行っているそうだ。

当然、選挙が終わったころには、その証拠は跡形もなくなくなってしまうと言う。

それをマスコミも知っているのだが、一切報道しないらしい。

そういう連中なのだよ、このマスコミという連中は・・・。


そして、浦和レッズに目を向ければ、「フィンケ監督の選手の個性を殺したサッカーが観客数減少の原因だ」なんて記事は、当然どこにも出てきやしない。

1人くらいそういう少数意見があってもいいと思うのだが・・・。

ジーコ監督のときは「戦術のなさ」を、みんなでボロクソに言ったくせにさ。

で、そういう理不尽な報道に騙されて間違った認識をしてしまい、最終的にショックを受けるのは、決まって僕たち「ファン」なのだ。



そういう意味では、マスコミや専門家も「Jリーグの観客数減少」に一役買っているとも言えよう。



で、さらにあきれるのが日本サッカー協会だ。

よくよく考えれば、今回の中間報告は、日本サッカー協会の理事会でのやりとりの一部だ。

まず、会議後の鬼武健二チェアマンのコメントがこう。

「各クラブがいかに地域活動をして理解してもらうか。観客を一気に増やす特効薬はない。日ごろの努力しかない。」

そして、日本サッカー協会としては、クラブ側にその努力を訴えかけていく方針のようだ。


だが、これだけは先に言わせてもらいたい。



じゃあ、あんたら日本サッカー協会自身は「地域密着」とやらはできてるんだろうな?ん?


日本代表の視聴率自体が急激に下降しているのは重々承知だとは思うが、その要因をちゃんと「ファン」の目線に立ってリサーチしてくれてるんだろうな?ん?

ワールドカップ本番まで1年しかないという時期にもかかわらず、今なお岡田監督を解任してほしいという声が根強く起こっていることも、当然承知なんだろうな?ん?

それなら、いったいなぜ岡田監督を解任しないのか・・・?

その理由をまともにファンの前で説明したことを聞いたことがないぞ、日本サッカー協会さんよ。

ワールドカップで予選突破を決めてしまったから、岡田監督を解任する必要がない?

バカも休み休みいいなさいよ・・・。

そんなことを言ってるからズレてると言ってるのだ、僕は。



サポーターが何を求めてるかを本当に理解していると言えるのだろうか、日本サッカー協会の連中は・・・。


ワールドカップでベスト4?

そんなのはどうでもいいのだ、サポーターにとっては。

むしろ「勝っても愛されない」岡田ジャパンには、早々と負けて欲しいとさえ願ってしまう。

だって見るに耐えないもの、テレビ番組にでてきても。

キャスターがかわいそうだよ、魅力のないチームを無理やり賞賛させられる感じで。


本来の目的は、日本をサッカー大国にすることだろう?

「イレブンミリオン」というスローガンだって、もともとはそういう概念から生まれてきた言葉なんだろうし。



極端なことを言えば、仮に予選で3連敗したって、視聴率が60%獲れればいいじゃないか!


そういう企業としての当たり前の考え方が、基本的に日本サッカー協会には感じられないんだよな・・・。

だから、岡田監督を解任しないのだ。

「売上」をあげられない上司なんだから、通常の民間企業ならば即クビ、あるいは左遷だろうに・・・。

僕が「日本サッカー協会は天下り官僚と変わらない」と言う理由はその1点に尽きる。

結局、「低視聴率」=「ファンを無視した政策」であるという基本的な考え方が欠如しているとしか言いようがないのだ。

フィンケ監督と同様、「ファン」を無視してでも「自分のスタイル」を優先してしまう、典型的な麻生政権パターンだよ・・・。

そんなどうしようもない企業である日本サッカー協会が、必死で経営に尽力している各クラブに対して「指導」をしていくとは・・・。

どこかで見たことあるな、この勘違いもはなはだしい傲慢なやりとり・・・。

そう、公務員と民間企業との図式によく似てるぜ・・・。



仕事のできる民間企業に対して、仕事のできない公務員が上から目線で指導をする・・・と。


いや〜、あまりにも滑稽すぎて、思わず笑ってしまいそうだ。

いや〜、滑稽、滑稽。


ただ、日本サッカー協会にも、ただ1つだけ希望はある。

それは、今のトップがあの犬飼会長であるということだ。

「Jリーグはつまらない」と自ら声を大にして言いはなったように、やはり一味違う感じを受ける。

Jリーグの開催期間に関しても、鬼武チェアマンらと対立して議論を繰り返しているようだ。



やはり、実際に民間企業の経営というところに携わり、何より浦和レッズの熱いサポーターと激闘を繰りひろげながらビッグクラブに育て上げた犬飼・元社長の根性と手腕は、驚嘆に値しよう。


それだけに、今やサポーターの感覚とははるかにズレまくっている川渕・元会長をはじめとする、古い体質の連中からの早期脱却をはかり、思い切った政策を採ってくれることを犬飼会長には期待したいところだ。

そういう結果の出てない旧体質の連中には、今の低視聴率という「結果」を謙虚に受け止めてもらい、自己のプライドのためだけに犬飼会長の足を引っ張ろうとすることだけは、ぜひともやめてほしいものだが・・・。

麻生政権の解散と同時に、日本サッカー協会も解散してくれないものか・・・。

Jリーグの入場者数が減少しているようだが・・・

JUGEMテーマ:Jリーグ

麻生政権は解散選挙の真っ只中で、いよいよ政権交代へ向けて走り出したようだ。

世間では皆既日食で盛り上がっていたようだが、選挙の日と重ならなくてホント良かったな・・・。

僕ら浮動票層が選挙に行けば行くほど自民党が大敗する図式なのだ。

天下り官僚どもと徹底的に戦ってもらうためにも、選挙当日には民主党に1票を投じる予定でいるが・・・。


だが、我々サッカーファンにとっては、「官僚政治撲滅」以上に大事なことがある。

言うまでもない。


 
日本サッカー界の発展だ


すなわちJリーグがドンドン盛り上がっていって、日本がサッカー大国となること・・・。

これがサッカーファンの一番の喜びであり、長く日陰で憂き目にあってきたサッカーファンの切実たる願いでもある。


ところが、そんなサッカーファンの願いが打ちのめされるかのようなニュースが、先日報道された。

それはJリーグの観客動員数の中間発表だ。

もともと、Jリーグは、2010年までにカップ戦も含めた年間総入場者1100万人の達成を目指す「イレブンミリオン」計画を進めている。



にもかかわらず、Jリーグもちょうど中間期の折り返し地点に入った時点での、7/21の理事会での中間報告会によると、J1、J2ともに入場者数が減少しているらしい。


具体的な数字としてはこうだ。

J1
1試合平均が1万8889人で、08年同時期の1万9208人から319人減少。

J2
1試合平均が5913人で、08年同期の6248人から335人減少した。

クラブ単位では、今季J1に昇格したモンテディオ山形が1試合当たり約8000人増の1万2636人で、最大の伸び率となった。

伸び率2位の大宮アルディージャは約5000人増の1万5594人だった。

J1で観客数が減ったのは8クラブ。

浦和レッズは08年の4万9945人から5000人以上減の4万4545人だった・・・。


はっきり言わせてもらおう。



かなり危機的状況だな、これは。


これで危機感を感じないマスコミやサポーターがいるとしたら、なんとまあのんびり屋さんだとしか言いようがない。

これが無責任な天下り官僚どもならば、こう言い訳に終始することだろう。

「100年に一度の不況により・・・」

あるいは

「未曾有の経済危機によって・・・」

・・・などなど。

彼等は自身を正当化し、防衛する能力に関しては超一流だからな。

だが、そんな言い訳をしていたら企業がつぶれてしまうというこの世の理を、民間企業で仕事をしている人間なら身をもって痛切に感じているはずだ。

そして、今回の件は、日本サッカー協会にとっても一つの分岐点となる地点にいると言えよう。



すなわち、この日本サッカー協会という企業が、世間に誇れる、そしてファンのためにビジョンを打ち出すことができる民間企業であるのか・・・。




あるいはただ現状を正当化しながら自己の責任を逃れようとすることだけを考えた、事実上、公務員の仲間なのか・・・。


果たしてどちらなのかは、日本サッカー協会の今後の対策と結果を見てみないと断言はできない。

だが、ここまで十数年にわたって日本サッカー界の流れを見てきた限りでは、やはり「天下り官僚より」としか言いようがあるまい。

特に、ここ数年に関してはさらにそれが加速しているようにすら思える。


まあ観客数減少にはさまざまな要因があるだろう。

チーム状況によっても、それぞれ細かいところでは要因が異なり、当然、対策も違ってくると思う。

だから、ここでその全ての要因を洗いざらい列挙するつもりは毛頭ない。

そもそも、僕自身も、全チームの状況を把握しているわけじゃないからな・・・。


だが、長きにわたってサッカーを見てきたサポーターとしては明らかに分かる部分もあるし、常々思っていることもある。

だから今回はその一部をテーマとしてあげさせてもらうこととしよう。


僕が見た今回の最大の焦点は2つ。



1つ目は、モンテディオ山形が1試合平均で約8000人の増員となっていること。

そして2つ目は、浦和レッズが1試合平均で5000人の減少となっていることだ。


特に、浦和レッズといえば、先日のナビスコカップでも「チケットの売れ行きが悪い」という報道がなされ、事実2万数千人という観客数だったらしい。

他チームからすれば、この人数は驚異的な動員数であっても、平均4万〜5万人という、Jリーグきってのモンスタークラブである浦和レッズにおいては、異常なほどの危機的数字と言っても過言ではないだろう。

これが偶然?

いやいや、そう考えるほう不自然であって、なるべくしてなった数字と考えたほうが自然だ。


じゃあ、まずモンテディオ山形の増員から考えてみようか。

このモンテディオ山形というチーム。

僕も毎試合かかさず見ているわけではない。

ただ、スカパーの再放送を録画して可能な限り見ているし、選手や監督のコメントなども何度か耳にしている。

モンテディオ山形にとってはJ1昇格して初年度ではあるが、開幕当初はそれはもう連勝街道を突っ走り、世間のサッカーファンを驚かせたものだ。

だが、その後は研究されたのか息切れしたのか連敗が続き、ついこないだまでは最下位付近にいたようだ。

第18節のジュビロ磐田戦で久々の勝利を挙げたことで、現時点では11位になんとか浮上したようだが・・・。

世間はすぐこう言うだろう。



「J2からJ1に昇格したんだから、観客数が大幅に増えるのは当然じゃん」・・・と。


もちろん僕もそれはあると思う。

スタートダッシュもよかっただけに、その時点でうまいこと新規ファンを獲得できたのかもしれない。

それは認めよう。

でも、それにしても、4000人 → 12000人 で、8000人の増員なのだ。

おそらくそれ以外にも要因があると考えるほうが自然だろう。



山形のサポーターには失礼だが、そもそもモンテディオ山形の選手でプレーしてる選手を、いったいどれだけの人が知っているというのか・・・。


日本代表選手がいるわけでもなく、有名な外国人選手がいるわけでもない。

小林監督だって知ってる人は知ってるかもしれないが、その知名度は鹿島アントラーズのオリベイラ監督と比べたら雲泥の差だと言えよう。

顔と名前の一致しない選手は、現時点では残念ながら少なくない。

しかし、そんなモンテディオ山形のサッカーを「見たい」とかけつけた人が大幅に増えたのだ。

その要因は何なんだろうか?

そこに興味がつきない。

まあ、先にも挙げたように、要因はさまざまあるのだろうが、僕が個人的に思ったことを1つ。



それは、このモンテディオ山形というチームは、非常にサポーターを大事にしているということだ。


僕は山形サポーターではないので、あくまでもテレビの映像でしか見ることはない。

だが、監督・選手ともに、サポーター目線でのコメントをしているのが非常に印象的だ。

それもハンパじゃない。

聞く人が聞いたら、それはもうしつこいぐらいにサポーターに「ありがとう」を繰り返しているよ・・・。

挙げればきりがないので、直近の第18節ジュビロ磐田戦でのコメントを思い返してみようか。

たしか、この試合で見事な得点を挙げた宮沢克行選手のコメントだったと思う。



「今日の試合は、応援してくれるサポーターのみなさんのおかげで、久しぶりに勝利することができました。ありがとうございました。」


「次の試合も『ねっづく』がんばります。」



「僕たちは、サポーターのみなさんの応援がないと勝てないし、何よりサポーターのみなさんと一緒に戦っていきたいと思っています。なので、これからも一緒に戦っていきましょう。」



言葉が正確がどうかは定かではないが、こんなようなニュアンスのコメントだったと記憶している。

ちなみに「ねっづく」という言葉は、「粘り強く」の意味らしい。

そして小林監督も、「次の試合にむけて一言お願いします」というインタビュアーの問いに対して、こう答えを返すのにとどめていた。



「今日はみなさんのおかげで勝つことができました。ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。」


似てるよな〜、この2人の発言。

質問に対して戦術論のみに終始してしまう、どこかの一流選手・監督とは一味違うよ。

何より、セリフそのものというよりは、ホントにサポーターのためにプレーしたい、そしてそれを声にして伝えたいという気持ちがヒシヒシと伝わってくるのだ。

視線もサポーターのほうを向いて大きな声で話をしてくれるし、マイクを渡したらそれこそ大衆演説でも始めるんじゃないかという勢いを感じるほどだ。

おそらく小林監督がそういう人間で、かつ選手もそういう人間が多いんだと思う。



選手自身が、「サポーター」そのものに見えるんだよな、モンテディオ山形は。


そりゃ、うれしいよな〜、こんな言葉をもらえるサポーターは。

社交辞令で言われても気分は悪くないのに、ナチュラルにこんなことをサラッと言われれば、負けても応援し続けたくなるよな・・・。

正直に言えば、山形サポーターがうらやましくてしょうがない。

「自分たちが有名になるために、出世するために、栄光をつかむために、そのためにファンのみなさん、僕らの犠牲になって下さい!」なんていう姿勢じゃ、当然サポーターは離れていくだろう。

それを、モンテディオ山形の選手は、「サポーターのみなさん、一緒に戦いましょう」と、声高々に同じフィールドに僕らサポーターを巻き込んで共有させてくれるのだから・・・。

アスリートとしての能力はともかく、「企業人」としては最高レベルの選手がそろっているのは確かだ。

そういう意味で、モンテディオ山形が、これでもっとチームが強くなったら、もっと観客が増えていくんじゃないかと思ってしまうのは、きっと僕だけじゃないだろう。



「企業は社会のもの」という言葉どおり、「サッカーはファンのもの」という言葉をまさに実践し続けているモンテディオ山形の姿勢は、「観客数増加」という形で如実に表れたと言えよう。


・・・と、ここまではモンテディオ山形の話。

一方で、観客の減少している浦和レッズはどうだろう?

ちょっと時間がなくなってきたので、それはこ後で改めて書くことにしようか。

というわけで、つづく・・・。

Jリーグ・チャンピオン鹿島アントラーズの敗戦から思うこと

JUGEMテーマ:Jリーグ

サッカー・AFCチャンピオンズリーグ・ 決勝トーナメント第1回戦が終わった。


大方の予想に反して、鹿島アントラーズガンバ大阪がまさかの敗退・・・。


一方で、川崎フロンターレ名古屋グランパスが勝ち残ってしまった・・・。



誰が予想しただろうか、こんなことを・・・


まあ、ガンバ大阪VS川崎フロンターレはJリーグ勢同士なので、お互い手の内を知り尽くしている感もあり、まあしょうがないとしよう。


だが、鹿島アントラーズはJリーグで現時点でダントツ1位を突っ走ってるチームだぞ


しかも相手のFCソウル(韓国)は強くないだろう、決して


むしろ、名古屋グランパスが勝ってしまった水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス(韓国)のほうが強いはずだ。

なんてったって2008年韓国・Kリーグ・チャンピオンなんだから。


Jリーグ1位の鹿島アントラーズと9位の名古屋グランパスがどっちが強いかなんて明白だ。


しかも、今日のJリーグではちゃんと鹿島アントラーズ大分トリニータにきっちり勝っているし、一方で名古屋グランパスアルビレックス新潟に負けてしまった・・・。


おかげで12位だ、我が地元、名古屋グランパスは・・・。



いったいどうなってるんだ、Jリーグ・・・



小笠原
がレッドカードで退場したのはもちろん影響はあるだろう。


だが、内容では圧倒的に勝っていたよ、鹿島アントラーズは・・・


逆に、名古屋グランパスは押されっぱなしだった、水原三星(スウォン・サムスン)に・・・


今回の結果が全てとは言わないが、少なくとも推測できることが1つある。


それは、「Jリーグで強い」ということと、「AFCチャンピオンズリーグで強い」ということは、全く別物だということだろう。


鹿島アントラーズオリベイラ監督が試合後のインタビューでこう言っていた。



「Jリーグで38試合闘うのと、今回のように一発勝負で勝敗を決めることは、全く異なることだ。もちろん私は38試合で1位になることのほうが圧倒的に価値のあることだと考えている


なるほど、鹿島アントラーズが今回、FCソウルにホームでありながら負けてしまった要因は、ここにありそうな気がする。


いや、実は負けたのは必然なんじゃないかという気さえしないでもないぞ・・


思い出してみると、去年も鹿島アントラーズは決勝トーナメント準々決勝で負けたんじゃなかったか


たしか相手はオーストラリアのアデレード・ユナイテッドだったと思うが・・・。


ちなみに、このアデレード・ユナイテッドは、決勝戦まで進んだものの、ガンバ大阪に3−0、2−0と2戦とも大敗している・・・。


そんなに強いチームじゃないはずだろ、アデレード・ユナイテッド


むしろ、負けた鹿島アントラーズに問題があったと考えたほうが正しそうだ。


この時も指揮官はオリベイラ監督だ。


つまり、こういうことだろう。



オリベイラ監督自身が、AFCチャンピオンズリーグ優勝に、価値を見出していない

 
そりゃ、鹿島アントラーズ負けて当然だわな〜。


このオリベイラ監督の哲学


おそらくは今後のJリーグの方向性、いや、もっと言えば世界のサッカーの方向性を左右するほどの大事な意味を、僕は含んでいると考えている。


果たして今回のオリベイラ監督の発言は果たして正しいのだろうか、あるいは間違っているのだろうか・・・


これは大事なことだ。


意見もおそらく真っ二つに分かれるに違いない。


これは僕の周囲の人間だけの話だが、コアな外国かぶれなサッカーファンほど、「リーグ優勝」に価値をおいているようだ


すなわち、「一発勝負より38試合に価値がある」と。


逆に、そうでない人は「一発勝負のほうが面白い」という意見のほうが多い。


これは個人差があると思うのでなんともいえないところだが・・・。


僕個人の意見で言えば、「38試合よりも、一発勝負のほうが価値が高い」と考えている。


理由はただ1点。



「サッカーは格闘技」だと考えているからだ。



例えばK−1やPRIDEの試合で、「総当り戦」でチャンピオンが決められたら、ファンはどう反応するだろうか・・・。


おそらくしっくりこないのでは


やはり格闘技が面白い最大の理由は、「1対1のガチンコ勝負」で分かりやすいからだろう。


最後に立っていたほうが勝ち。


至ってシンプルだ。


そもそも、「総当り戦」では、1試合1試合の緊張度が全くない。


そりゃそうだ。



負けても次があるのだから・・・


だから、緊張も少なく、1試合1試合が「チームの能力の高さ」で決まる傾向が強いんじゃないだろうか。


逆に、「一発勝負」では負けたら次がない。


だから選手の緊張感たるやハンパじゃないだろう。


当然、いつもどおりのプレーなんてできやしないだろうし、例えればPK戦を90分やるのと同じような気持ちなんじゃないだろうか。


「一発勝負」では、「能力」よりも、「精神的強さ」が求められる気がする。


要は、「チャンピオン」という称号にふさわしいのはどちらか?・・・ということだろう。



「チームとしての物理的能力」なのか「勝負における精神的強さ」なのか・・・。


僕は、「強さ」というのは常に「精神力」だと考えている人間だ。


そもそも、先日のサッカー・ワールドカップ・アジア最終予選・日本代表VSオーストラリア代表戦にしたってそうだ。


日本代表が優勢だったはずだよ、攻守ともに。


しかもトゥーリオがうまいこと先制点を叩き込んでくれたおかげで、日本代表にさらに有利になった。


そう、「物理的」にも「精神的」にも日本代表が有利な展開だったはずなのだ、あの試合は・・・


にもかかわらず、結果は2−1でオーストラリア代表に屈辱の逆転負け・・・


思えば、2006年ドイツ・ワールドカップでも1点リードしながらも3−1でオーストラリア代表に屈辱の逆転負け・・・。


これはもう偶然じゃないだろう。


オーストラリア代表は逆境に強い「精神力」を持っていた。


日本代表オーストラリア代表どちらが強いかなんてもう明らかだ。



オーストラリア代表が断然強い


これが一般素人でも思う客観的事実だろう。


まあ、日本代表の場合は結果的にリーグ戦でも負けているので、例えがちょっと悪かったかもしれない・・・。


ただ、僕が言いたかったのは、日本代表のほうが「物理的なサッカー能力」は高いが、「勝負力」はオーストラリア代表のほうが高いということだ。


そして「チャンピオン」という称号、はオーストラリア代表にこそふさわしい・・・と。



だが、悲しいかな、今の世界のサッカーは「38試合で単純に勝点を積み重ねて、合計が一番多いチームが勝ち」というシステムとなっている。



その1試合1試合は、「勝負としては非常に密度の薄いもの」にもかかわらず、しかも、「ただの1度として後のないという緊張感をもった闘いをすることもない」のに・・・。


もちろん、1試合のガチンコ勝負だけで決まってしまったら、興行として成り立たない。


なぜなら1年間は365日もあるのだから・・・。


だが、「チャンピオン」という響きをもった称号にふさわしいのは、やはり「1対1のガチンコ勝負」なくして考えられないと、個人的には思えてならない。


ワールドカップだって、あれが1ヶ月間のワールドリーグだったらあそこまでせつない気持ちになるだろうか・・・。


やはり最後は決勝戦のガチンコマッチをやるから一般のファンも納得しやすいし、「チャンピオン」というイメージも抱きやすい。


だから、個人的に常々考えていることがある。



それは、Jリーグ・チャンピオンも、最後は決勝戦で決めたほうがいいということだ


そこまでに至る過程はリーグ戦の勝点で決めればいい。


だが、それこそUEFAチャンピオンズリーグのように、最後は決勝トーナメント方式で決めたほうが「勝負」としての価値が高いと思うのだ。


そうすれば鹿島アントラーズが今回負けたことに日本のファンも嘆かなくて済む。


そう、「ガチンコ勝負」に免疫がないのだ日本のファンは


もっと言えば、「38試合で勝点を多く積み上げたチームが一番強い」と錯覚してしまっているために、今回のFCソウルでの敗戦に納得がいかなくなる・・・。




「なんでJリーグチャンピオンがFCソウルなんかに負けるの」・・・と。


しかし、これが日ごろからガチンコ勝負を目にしていれば、そのモヤモヤ感に悩まされなくて済む。


「サッカーの技術はあるけど、精神的に弱いからね〜、鹿島アントラーズ


・・・そう考えるようになるのだ、ファンは。


世間では、スペイン代表15連勝という数字に騙され、「スペイン代表が最強」としてFIFAランクも1位にランク付けしている。


たしかに華麗で綺麗で優雅な面白いサッカーをしている、スペイン代表は。


だけど、コンフェデレーションズカップ2009・準決勝で負けてしまったよ・・・




サッカーを毛嫌いしているアメリカ代表などに・・・。



それも内容的には圧倒的に支配していたにもかかわらず・・・。


それこそ、鹿島アントラーズVSFCソウルの試合にそっくりだったよ・・・。


スペイン代表の15連勝はもちろんスゴいことなのは誰もが思っていることだし、僕もスゴいと思う。


なにより、大好きだ、スペイン代表


でも、チャンピオンじゃないよ、スペイン代表は・・・


EURO2008を勝ったときは「チャンピオン」でいいのかもしれないが、その後の親善試合でただ無敗であることだけでは「チャンピオン」のイメージにはふさわしくない。


僕はJリーグが今後もっと発展してくためには、一般ファンにも分かりやすくしていくことが大事だと思う。


かつて「ダブルステージ制」をとって、「1STステージチャンピオン VS 2STチャンピオン」という決勝戦でJリーグチャンピオンを決めていた時代があったが、あれはあれで価値はあったと思うのだ、僕は


しかし、決定的に欠陥があったのが、1STステージチャンピオンは、決勝戦を迎えるころには過去のものとなりすぎていたことだろう。


だから、決勝戦を行う2チームの選別方法ににファンが納得しないところが大きかったように思う


ならば、単純に1、2位で決勝戦をやったほうがまだ分かりやすい。


いや、もっと言えば1〜4位でやったっていいと思う。


あるいは1位、2位をシードにして、3位〜6位くらいまでエントリーさせてもいいと思う


するとこういう声があがる。


「それじゃあ38試合の価値が薄れる」・・・と。


でも僕はこう反論したい。



「38試合の価値はもともと薄い・・・こと勝負という側面においては


だから、「そこそこ技術の高いチーム同士」で、最後は「ガチンコ勝負」でチャンピオンを決める。


こういう制度にJリーグを変えてほしいと思う。


もっといえば、世界のサッカーも全て。


そうすれば消化試合も減る。


逆に下位のチームには「降格トーナメント」のようなものを作ったっていいんだから・・・。


12位ぐらいでもヒヤヒヤするぐらいのシステムに変えてしまえばいいんだ。


ファンも面白いだろう、消化試合を見るよりは。




少なくともいえるのは、ガチンコ勝負でチャンピオンを決めるシステムにしたほうが、「強い」チームが出来上がるということだ。


まあその分「技術」は足りなくなるだろうが・・・。


日本人はもともと「弱い」民族だと思う。


ここがヨーロッパと決定的に異なるところだ。


そういう「弱い」日本人が「強い」ヨーロッパ人に太刀打ちするためには、「ガチンコ制」を導入するのもありなんじゃないか・・・。


なにがなんでもヨーロッパに合わせる必要はない。


「強くなる」のであれば、チャンピオン決定戦ぐらい日本独自のものにしたっていいじゃないか。


あるいは野球みたいに「先に4勝したほうが勝ち」でもいいぞ。


まあ「4勝」は多いから、サッカーの場合は「2勝」が妥当だろうが・・・。


これでも十分緊張するし、「精神的強さ」が求められる。


見ているファンだって気が気じゃないはずだよ。


要は「引き分けなし」の「1対1のガチンコマッチ」でチャンピオンを決めてさえくれればいいのだ、僕は・・・。

2009年J1は、おそらく鹿島アントラーズがまた優勝するんだろうか


まあ、それにふさわしい技術・能力を備えたチームではある。



だが、鹿島アントラーズは断じてチャンピオンではない


それだけは、日本のサッカーファンは自覚するべきだと思う。


でないと、日本のサッカーの発展が誤った方向にいくのではないかと思えてしょうがない。


日本のサッカーがいつしかチャンピオンになれるような、そんなシステム作りを日本サッカー協会には強く望みたい。


最後に断っておくと、僕は鹿島アントラーズこそ、Jリーグ代表としてAFCチャンピオンズリーグで優勝してほしいと願っていたのだ。


だからこそ、FCソウルあたりに負けてしまったことが悔しくてしょうがない・・・。


そういう気持ちから、ちょっときつめの言葉使いをしてしまったことを、アントラーズファンの方々、お許しください。